とうちゃんの愛・地球博レポート 第8回

2005年6月12日
147,967人(22:00最終) 晴

 
1ヶ月前×ばかりの予約画面の中○が残っていたNEDOパビリオンの予約を取りました。全期間券は予約が取ってある限りそれ以外の日は何処も予約取れないので、指折り数えて待っていました。集合時間は14:00急いで出掛ける必要もなく、とうちゃんは腰痛が悪化して苦しんでいたので遅い出発となりました。


1.尾張旭駐車場

とうちゃんお気に入りの名古屋空港駐車場は朝8時半にはもう満車の表示が出ていました。最近あそこは使えなくなっちゃったなあ・・・。
今日は尾張旭駐車場を試してみることにしました。
11時に家を出発、11時半、駐車場手前のCats-Cafeで昼食、12時15分駐車場に着きました。 満車率80%くらいかな。こんな時間はバス待ちの列もなくすぐに乗れます。バスが出たのは12時25分でした。初めての駐車場なので、どんなルートで向かうのか興味津々のとうちゃんでした。うーん・・・北ゲートの前を通るのか!頼むから此処で降ろして!の願いも(当然)無視され、12時47分東ゲート到着でした。


2.グローバルコモン5

時間があまり無いので、早速NEDOのあるグローバルコモン5へ向かうことにしました。IMTSで西ゲートまで行って楽しようとの案もありましたが、面倒なので歩いてしまいました。これで8回目だけど有料の乗り物に一度も乗っていないケチな一家です(笑)
ループをひたすら歩き(左回りです。)グローバルコモン5に到着。まだ時間があるので、南アフリカ館へ入ってみます。この国は「アパルトヘイト」無しでは語れないと思いますが、さすがにそのような展示はありませんでした。
# 私が気付かなかっただけで本当はあったみたい・・・。
娘に耳元でこの国の人種差別について話しておきました。

まだ時間があるのでアフリカ共同館も入ることにしました。アフリカ各国の小さなブースが並び、国の展示、その反対側には各国のみやげ物屋、そして多くの客・・・どこかのお祭りに来ているみたいな雰囲気でした。
ゆっくり見学する時間はありませんでしたが活気のある雰囲気は体験できました。


さて、お待ちかねの「NEDOパビリオン」です。
コモン5の電光掲示では120分待ち、パビリオンの張り紙では105分待ち
2時少し前に行ったら端末が受け付けないとのことで2時まで待たされました。
入ってまず目に付くのが全長8mのスーパーロボット「MIRAIくん」これ動くものだと思っていたらほとんど動かないんですね。その他の展示物もあのガラス張りの中の大きな部屋に置いてありました。
「NEDOとはどんなことをしているのか」を身近な科学技術の話題や、愛・地球博での取り組みを交えながらご紹介いたします。
と公式サイトで紹介していますが、モニターを見ながらアテンダントさんの説明を聞く形です。ありがたいのは全員が座ってこれを聞けること。
しかし、それが災いして一回の入場者数が少なくて待ち時間が長くなってしまうのが難点です。
入口でもらう3Dめがねはココで使います。何を見るかは内緒にしておきますが、子供達には楽しかったみたいです。
メインショーの映画は4種類あるみたいですが、我々が見たのは「MIRAIくんとの夏休み」でした。
子供達には面白かったみたいですが、2時間待って見るほどのものではないと言うのがとうちゃんの率直な感想です。



3.グローバルコモン3

会場に着いてから禁煙状態が続いているとうちゃんはそろそろニコチン切れ
コモン5の喫煙所は・・・・・・無い!となると一番近いのはお向かいのコモン3スペイン館の裏しかないですね。イタリアがまだ見てないし、娘が「砂漠のバラ」をもう一つ買いたいとのことなので、グローバルコモン3に移動となりました。

イタリア館
一言で言えば芸術の国でした。入館後すぐのところは大きな池でした。正面には大きなスクリーン、足下はガラスの床で下に水が見えます。奥の方には地球の部屋みたいな球体が見えます。
奥に進むとその球体の中には噂の「踊るサテュロス」が展示されています。
館内は写真撮影は許可されているようですが、さすがにココだけは禁止されています。誰でも分かるようカメラに×印の看板があります。でもいるんですよね、お約束ごとを守れない人が。どこかのおっさんがフラッシュ焚いて撮影して係の人に大きな声で注意されていました。周りではブーイングとも取れるどよめきが・・・・。
その後は各種展示コーナー面白かったのは原寸大のフィアットのチョコレートでした。あたりには甘い香りが・・・思わずつまみ食いしそうでした(笑)
外へ出ようと思ったけどママがいない!やっと見付けて聞いてみたらチョコレート売ってないか探していたけど無かったとのこと・・・あの臭いに釣られていたとは・・・ププッ


チュニジア館
次は娘の買い物に付き合ってチュニジア館へ展示物は前回見たのでスルーして出口近くの売店へ直行!大きな「砂漠のバラ」を購入しました。


4.グローバルコモン4

此処でまだ入ってないのはポーランドとチェコ。とにかく入ってきましょう。

ポーランド館
館内に案内されるとまず大きなシアターに入ります。時間が合えばコンサートなどもあるようですが、そうでない場合はお決まりの観光案内映画です。
まあ、座ってみられるから疲れたときには良いですけどね。
此処の最大の呼び物はこの後です。映画が終わると後ろからエレベーターで1階に降ります。そこは岩塩坑の一部分を再現したもので洞窟探検みたいで子供達も喜んでいました。置いてある岩塩は本物です。

チェコ館
多数の細木を外壁に使った独特の外観です。内部は多くの楽器が置いてあり、自由に音を出すことが出来ます。小さなお子様には楽しいでしょうね。
その間お父さんお母さんはひな壇式半円形の観覧席で一休み。


この後ベルギー館の売店で今回もお菓子を買いコモン4を後にしました。


5.遊びと参加ゾーン

今の時期「モリゾー・キッコロメッセ 」ではプロトタイプロボット展が開催中なので見に行くことになりました。
別に意識したわけではありませんが、NEDOパビリオンに入った日に「NEDO (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構」主催のプロトタイプロボット展に行くのは何かの因縁でしょうかね?

グローバルコモン4からはループを右回りで行くかIMTS利用するかですが、
メッセ前行きのIMTSはトラブルのため運休西ゲートまで乗ろうにもドームの催し物が終わった後で50分待ち・・・。結局歩くことになりました。

コモン5の前を通り、コモン6の入口のところで左に入ります。すぐ風の広場ですが、大きな滑り台があります。息子がどうしても滑りたいと言うので「1回だけだぞ!」と言って許してやりました。小学3年まだまだ子供だね。
その先には水の広場小さな子供達がたくさん水遊びしていました。
子供の喜ぶ顔を見るのが一番の楽しみ。そんな方達はぜひお子様を連れて行ってあげてください。スケジュールをきっちりこなしたい子供連れの方は間違っても足を踏み入れないように(笑)絶対離れてくれなくなります。
ここから「グローイングヴィレッジ」に入れます。樽の遊具で遊びながら先へ進みました。天気さえ良ければここも子供連れには楽しめるところです。


地球市民村の前へ出て、メッセへ向かいました。前来たときと比べて人が多い!30分待ちの表示が出ていました。
たくさんのロボットがあって面白そうだけど何処も人ばかりでまともに見られない、しかも長時間の立ち姿勢は腰痛真っ最中のとうちゃんには苦痛です。
タイミングが良くロボビー&ワカマルの漫才は見れたけどあまり笑えなかった。子供にも不評でした。空いていれば結構楽しめるイベントですがあまりに人が多すぎる。とうちゃん一人先に外に出て休んでいました。


6.企業パビリオンゾーン

さて、今日の目的は終了。帰ることにしました。東ゲートまで遠いなあ・・・。
歩くしかないし。JRの前を通りかかった時、「超伝導ラボ」が20分待ちとのこと企業パビリオンゾーンAでココだけ入ってないんですよね。と言うことで列に並びました。

リニアモーターカーの基本メカニズムである「超伝導」について実験を交えて説明してくれます。小学生でも理解できるのでお子様に見せてあげると勉強になると思います。しつこいくらいにリニアモーターカーの走行シーンを見せられる3Dシアターよりよほど有意義です。ただ、超伝導の技術を無理矢理「自然の叡智」と解説しているのには閉口しました。

すばらしい「自然の叡智の超伝導」・・・て、言うじゃない。
「超伝導」は人間が手を加えず、自然の力のみで発生する現象ではなく、人工的に作り出すしかない極超低温の環境で起きる現象なんですから・・・残念!
「科学の叡智」超伝導・・・斬り!

夕焼けが綺麗だったので
撮ってみました。

7.会場でご飯を食べない私たち

超伝導ラボを出たら7時半。そろそろ夕食時ですが、移動中メロンパンを買い食べたのでイマイチお腹が空いていない。駐車場を出てからどこかに入ることにしました。途中店を探しながら走りましたが、偏食のまちゃもが食べることが出来る店が見つからず、結局自宅近くのラーメン屋まで来てしまいました。

次回は1週間後19日です。ドコニチの予約が取れているので、地球の部屋の新しいバージョンが見られそう。楽しみです。
でもこれを書いている18日の入場者数「171,860人」明日が心配・・・。

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