稲沢サンドフェスタ2010 2010/10/10

ワイルドネイチャープラザで行われた、稲沢サンドフェスタ2010に行ってきました。
各種イベントはありますが、目的はもちろん砂の造形展です。
じつは、尾張砂像連盟の会長さんは大学の同級生なんです。
毎年年賀状で作品を見せてもらってましたが、なかなか実物を見せてもらう機会が無くて今回初めて見せてもらいました。

昨日の土砂降りでもう見られないかと心配しましたが、一部崩壊しているものもありましたが、まだまだ大丈夫でした。


それでは作品を見てみましょう。
はずは一般U部 小型砂像から

左は ブロンズ賞
チーム名 長久手組

下左は シルバー賞
チーム名 紀伊長島砂像愛好会

下右は ゴールド賞
黒潮〜東京後援会


続いて、一般T部 大型砂像

銅賞 チーム名 サンドクリエーターズ


銀賞 チーム名 Art Team HIDE  昨日の雨で左の地球が崩れてしまいました。


金賞 チーム名 若鮎



さて、一般部門の受賞作品を紹介しました。この他小学生部門もありましたが割愛させて頂きます。ここでいくつか豆知識。

雨に当たっても簡単には崩れないこの砂像、特殊な糊を含ませてあります。水溶性なのであまり沢山降れば壊れますが、少々の雨では問題ありません。自然素材で作られた糊で、環境への影響はありません。

砂像連盟の審査基準で今回の作品を審査すると結果はかなり変わってくるそうです。
実際にはかなり重視されるものとして、必ず反対側が見える貫通穴が必要だそうです。
残念ながら今回入賞を逃した会長さんのチーム小てつの作品を見て下さい。

本当は後ろにテレビが作ってあったのですが、先週の雨で崩れてしまったそうです。
上の写真では分かりませんが、人物の左手の所に注目すると、
見事に貫通穴ができていますね。
実際にはこういったところが得点に大きく影響するそうです。そういった意味では小さいながらも穴の空いている銀賞の作品もプラスアルファの得点も有りなのかも。

それと芸術点。顔の表情などもかなり重視されるそうです。
言われてみればこの顔、生き生きしていますね。
後ろに浮き出たライオンの顔も今にも動き出しそうです。



こういった所に注意してみてみると面白いですね。
本当の作品の価値が見えてきます

小学生の参加者をサポートしたりで自分の作品を満足するまで作り込めなかったのが残念だったと会長さんが仰っていました。

大変でしょうが今後も頑張って下さい。





2年連続で優勝できないルールがあるそうで、昨年の優勝チームは選考外となるそうです。
昨年優勝で御招待砂像として参加のチーム たくぼー&はなっぺ&ことちん


もう一つ、少し変わった作品を紹介します。四角いブロックで組み立てた地球
砂像ではこの立方体は難しい技術だそうです。個性的な作品で頑張っているけどインパクトが弱いのが残念とのことです。


サンドフェスタは毎年行われるのでまた来年も行きたいと思いました。
体験コーナーも有り、バケツ1つ分の小さな砂像であれば誰でも作ってみることができます。
写真は午後からの準備で設置された砂の塊です。
 

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