とうちゃんの愛・地球博レポート 第2回

2005年4月10日
60,225人(21:30最終) 曇

 
第2回目は約一週間後の4月10日(日)に決行しました。一番の目的は前回全期間券を購入したものの、品切れのため引換券(再入場券)をもらっただけだっので、正規の入場券と交換することにありました。

正規の入場券じゃないと予約が出来ないので、人気パビリオンに何時間もかけて並ばないといけないんです。当然ネットでの事前予約も出来ないので、不便です。人気パビリオンは比較的空いていると思われる最初のうちに押さえておきたいので、とにかく正規の券に換えなければ行動が起こせない!

 

1.パーク&ライド方式

今日は前回の失敗をふまえ、低予算で会場まで行ける「パーク&ライド方式による会場アクセス」を試してみることにしました。我が家から一番近いのは名古屋空港駐車場です。ここはなぜか他の駐車場より\500安く\2,500これは、乗車人数分のバス代も含まれます。しかも駐車場から会場までほとんどが高速道路です。距離の割には早く着ける上、高速道路を走るため乗客は全員着席する必要があります。つまり必ず座っていける訳ね。

AM8:30名古屋空港に到着。駐車場は余裕がいっぱい。事前に下見しておいたので、バス乗り場に近い入り口から見て奥の方に向かいます。バス搭乗にはある程度時間が掛かりました。順番が回るまでに2台ほど見送ったかな。

駐車場を出ると、R41を南下、すぐに11号小牧線の豊山南入り口で高速に乗ります。少し走ると楠JCから東名阪へ、本郷ICからは一般道と思っていたらそのまま東名高速へ、その後新しくできた名古屋瀬戸道路へと入ります。一般道に降りたときにはすでに会場が見えてきます。

名古屋瀬戸道路を降りたところはすでに西ターミナルへの入り口は過ぎているので、バスはそのまま東ターミナルへ向かいます。事前に調べておいたので入場は東ゲートとわかっていました。謎だったのはそこからどうやって会場に入るかがどうしてもわからない事でした。今日はその謎が解けるぞ!

 

2.東ゲートは・・・

バスターミナルからはエスカレーターで下へ降ります。降りたところが東ゲートです。
まずは本日の第一の目的である「正規の入場券」の入手です。これは並んでいる人もほとんど無くすんなりと通過、恒例の持ち物検査&金属探知器を過ぎて改札です。全期間券は有人改札を通らないといけないので、注意が必要です。
一番左の方から入りました。

さて、改札ゲートを抜けると、トンネルがあります。道路の反対側にある東ゲートはトンネルをくぐって会場側へ行くわけなんだ。トンネルを抜けるとそこは「企業パビリオンゾーンB」の外側です。そこからまっすぐ入って行けるとありがたいけど、そうはいかない。

人気のトヨタ館、三井東芝館などを横目で見ながら歩き続けます。右手には前回リニモを降りた北ゲートが・・・結局北ゲートで入場するのと同じところまで、歩かされます。東ゲートから入場予定の方は時間と体力に十分余裕を持つように計画してください。

 

3.企業パビリオンゾーンB

とりあえず、企業パビリオンゾーンBの様子を調べてみることにします。
「日立グループ館」150分、「トヨタ館」は次回の整理券配布は14:30から、「三井・東芝館」120分&当日予約の列が60分・・・前回もアナウンスしていたが、「この時間はとても混み合います。夕方は待ち時間も短くなりますので、再度お越しいただくことをお勧めします。」・・・本当なのかな?
とりあえず、今日も諦めることにしました。

 

4.超伝導リニア3Dシアター

次の行動を起こす前にまず一服。ニコチン中毒患者は困ったものです。
この辺りの喫煙所はワンダーサーカスの前あたりです。一服後まだ入ってない「超伝導リニア3Dシアター」の待ち時間を確認してみると。約30分とのこと。じゃあ入ってみよう。

プレショーで普通の画面で鉄道の歴史のようなものを勉強させていただいた後、メインショーの3Dシアターに通されます。
確かに迫力がありますね。でも、自然の叡智とどんな関係があるの?
日本の鉄道技術は世界に誇ることが出来ると思います。鉄道の高速化は意義のあることです。でも、向かうべき方向は変わってきているのではないでしょうか?超伝導を利用した磁気浮上システムであれば、摩擦抵抗も少なく(空気抵抗はある)効率も良いことでしょう。その辺のメリットを分かり易く説明して欲しかったと思います。

5.昼食とエコ万博

本日のもう一つの目的はグローバルコモン4にあります。その目的は何か、それはそのときお伝えするとして、次の目的地は途中にある「長久手日本館」です。
入れないだろうけど途中で、「グローバル・ハウス」の状況も見てみます。整理券の配布が夕方だったのでこれは諦めました、「グローバル・ハウス」の東側には「バイオ・ラング」なる縦型庭園?があります。都市緑化のため場所をとらないよう壁面を緑化する考えですけど、この考えなかなか面白いですね。
都市の未来について考えてみるこのような展示は好感が持てます。

ふと左を見ると「ワールドレストラン」がありました。12時少し前そろそろお昼ご飯にしますか・・・。問題の値段は?早速メニューをチェック、忘れないようにデジカメで撮影(笑)自分のサイトを持っている娘も真似して撮影・・・なんちゅう親子じゃ!

気になるお値段を一部紹介します。
ラーメン¥700 きつねそばセット¥800 焼きそば¥650 ビーフカレー¥1000 カツカレー¥1300 ハンバーグ定食¥1300 石焼きビビンバセット¥1300 ミートスパゲッティー¥900
うーん遊園地のレストラン価格だなチョット高い。まあ、空いているしここで昼食とすることにしました。 
とうちゃん・きつねそばセット¥800 ママ・チヂミ¥600 娘のコッチー・天ぷらうどんセット¥1000 息子のまちゃも・ラーメン¥700 3人で¥3100 少し割高だけど、まあ仕方ないかな。

食事中、隣に「グローバルハウス」が見えるんです。この「グローバルハウス」省資源と経費節減の大義名分で、愛知青少年公園時代の室内プールとスケート場をそのまま利用しています。万博終了後は元に戻されるそうです。そのため「ワールドレストラン」の近くの壁面はウォータースライダーがそのまま残っています。それはそれで良いんです。
でも・・・、何で埃が乗ったままの薄汚れたスライダーを見せているんですか!!
残念!!
・・・誇り(埃)高きグローバル・ハウス  斬り!!

余談となりますが、外国館はみんな四角い倉庫のような建物です。これも移設・再利用可能なようにすべて決まった規格で造られているそうです。そのため、正面の装飾だけで各国の特徴を出しています。実際、パビリオンによっては外壁の作りを直接見る事が出来るところがありますが、まさに倉庫そのものですね。
前回も書きましたが、リユース可能なトイレといい、エコロジーとエコノミーダブルエコの博覧会です。

6.長久手日本館

食事を済ませた大工のとうちゃん一家は「グローバル・ループ」の下を歩いて日本ゾーンへ向かいます。前回はループの下は歩かなかったけど、夏の熱い日や雨の日は楽で良いでしょうね。できることなら全部下を歩けるようにして欲しかったな。

ループの下に出店を発見、ホットドッグ¥350今までで最安値だなこりゃ。場内で同種の食べ物でこんなに差があるとは気をつけないとね。前回食べたホットドッグは¥500でしたから。味の方は食べ比べないとわからないけどね。

さて、「長久手日本館」の待ち時間は50分でした。もうこれは入った方が良いなと言うことで列に並びました。

竹を編んで外部を覆った「長久手日本館」は内部は木造のシェル構造みたいですね。シェル構造とは貝殻のごとく外郭で建物を支える構造です。高度な構造計算が必要な代わりに少ない材料で大きな空間を作ることが出来ます。

最初は環境問題などを映像で見せてくれる部屋へ通されます。歩きながら通過するだけなのであまり印象は残ってないなあ。

次は過去60年間の日本の経験と題して動く歩道に乗って家電品などの歴史を見ることが出来ます。私くらいの年代になるといろいろ懐かしい物が見れますね。さすがに力道山の空手チョップは記憶にありませんが(笑)

次は、話題の全天球型映像システム「地球の部屋」これは臨場感が凄いです。同じ方ばかり見つめていると、大事な物を見落としますので、前も後ろもしっかり見ましょう。

最後の展示は森林を摸した広い不思議な空間に出ます。ここをゆっくり散策して終了ですが、出口右側の水槽をよく見る事を忘れないようにしてください。あれ?と思う状態になっています。

ひとつ気になったこと・・・火がついたらよく燃えるだろうな>長久手日本館
構造用合板剥き出しの内装だし・・・。


7.長久手愛知県館と中部千年共生村

長久手日本館を出て何処からグローバル・ループに上がるんだったけ。と思いながら喫煙所で一服していると「長久手愛知県館」の呼び込み。「今なら20分でご案内出来ます」とのこと。これは行くしかない。

「長久手愛知県館」では1日20回江古野博士の「地球タイヘン大講演会」をやっています。これは生身の人間によるステージショーで地球環境問題を楽しく迫力満点の演出で解説してくれます。マンモスばかり話題になっている万博ですが、こういった物にもっと注目すべきでしょうね。
マンモスにしても、ここで出てくるアイスマンにしても、地球温暖化との因果関係がありますし。

ショーがすんで外に出て、そのまま人の流れに乗っていくと自然に「中部千年共生村」に入ることになります。右の列に並ぶと「ミズノバ」の中に入れますが、並ぶほどの価値があるかどうか・・・
展示のみの方へ行けばすぐ入れます。さわって動かせる展示物がたくさんありますので、お子様は喜ぶかも。
出口のところで写真とメッセージを残せるところがあります。帰ってからインターネットでそれを見ることが出来ます。


8.生首より骸骨(ロシア館)

いろいろ道草を食いましたが、本日の第2の目的「ロシア館」に向かうことにします。なぜ?実はロシア館でもマンモスに会えるんです。
こちらは骨格標本になりますけどね。

でも、ベルトコンベアーに乗ってガラス越しにしか見れなくて、写真も撮れない冷凍マンモスはなかなか会えないし、とりあえず、骸骨さんの前で記念写真撮ってくれば「マンモス見た?」と聞かれたら「見たよ」と答えられますしね(笑)
館内ではマンモスの骨で作ったマンモスまで売ってます。高くて買えんけど。
待ち時間たぶん3分。


9.グローバル・コモン4

せっかくここまで来たのだから、前回気になっていた「イギリス館」に入って
みました。外のガーデニング、中の壁面・・・アートしてますね。
なかなか良い雰囲気でした。待ち時間は0分でした。

その後小さな国二つほど入りましたが、コメントする気無し。つまらなかった。

少し、お腹が空いたので、ゴンドラ駅の近くでおやつタイム。たこ焼き10個入りを4人で分けました。それでは足りないとうちゃん(T_T)

店の調査をすると「ヨーロピアンテーブル」が他よりはお値打ちみたい。
少し紹介すると ビーフカレー・¥700 キッズプレート¥600 ハンバーグセット¥1000 コーヒー¥300 まだ高い気もするけどまあこんなものかなあ。


10.ここは地の果て(会場縦断)

今日は夕食を会場内で取らない予定なので、そろそろ戻ることにします。ていうか、今いるところは東ゲートから一番遠いところどんな行動取るにしろ戻るしかないんですけどね。グローバル・ループをひたすら歩いて企業パビリオンゾーンまで戻りました。あ、途中エジプト館はいったかな。

三井東芝館60分、ガスパビリオン40分・・・夕方の方がよいなここは。どちらかはいりたかったけど、明日は月曜日だし、ママは足首が痛いと言い出したので、諦めて帰ることになりました。

帰りのバスは1台見送った後乗れました。さすがに疲れたのかなあ。途中で寝てしまいました。夕食は空港の少し南のびっくりドンキーで安く済ませて、帰宅しました。ちなみに駐車利用金は帰りの出庫するときに支払いします。

まだまだ見てないところがたくさんあります。次回はいつかなあ。毎週いってたら体が休まらないしなあ。


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